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とりあえず、絵を完成させたので
いろんな人に、クマヤマダさんを読んでもらうという扉を開けた。
ニコニコ読んでくれる人。
クスクス笑って読んでくれる人。
え?これで終わるの?と、ちょっともの足りなそうな人。
最後は何か言葉を入れた方がいいとか、入れない方がいいとか。
言葉の言い回しは、この方がよくないかな?とか。
一人作業から人に触れる作業へ。
友達の
kapuaちゃんが、ずっとうつむいて一度も顔を上げずに
時間をかけて熱心に読んでくれた。
読み終わった後、ポロポロと涙を流した。
彼女の尊敬する
版画作家さんが
「涙は悲しかったり嬉しかったりした時に出るのではなく
自分のコアな部分に触れた時に涙が出る」と言ったそうだ。
確かに“泣くツボ”は、人それぞれ。
なんでここで泣けてくるんだろう?と自分でも理解できない時の涙もある。
言葉より先に涙が出てしまって話したいことが話せない時とか。
きっと自分のコアな部分に触れると、そこが刺激されて涙が出るのかな。
クマヤマダさんが彼女のコアな部分に触れられたと思うと嬉しかった。
こうやって周囲の人たちの力を借りて、最終的に絵本として完成できたらと思う。
どうぞ、応援してやってくださいませ。